紫外線対策
肌の仕組み02
肌の仕組み02
アロマ・リンパセラピスト認定リンパセラピストのAKANEです。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、殺菌・消毒を徹底されているかと思います。
その反面、肌荒れも気になっている方もいるのではないでしょうか?
前回は、肌の構造や役割について紹介しました。
今週は肌の一部『表皮』に着目してお話していきます!
コラムにフィト流ヘアケア掲載♪
フィト&ハーブHAPPYコラム
毎月一回最新情報をお届けしています。
今月はフィト流ヘアケアに関するコラムです。
ヘナのデトックスやアロマを使った頭皮ケア。
アロマを使った生乾き臭防止など 情報盛りだくさん♪
リンパケア&風邪予防
過去にまとめたリンパケア&風邪予防対策の関連記事です。詳細はこちら↓↓
風邪予防に使えるハーブや
免疫UPが期待できるリンパケア方法について紹介
表皮の仕組み
表皮の構造
前回、肌=皮膚には「表皮(ひょうひ)」「真皮(しんぴ)「皮下組織(ひかそしき)」の3つの層に分けられると話をしました。
前回の記事はこちら
表皮はさらに4つの層に分かれています。
一番上から
『角質層(かくしつそう)』
『顆粒層(かりゅうそう)』
『有棘層(ゆうきょく)』
『基底層(きていそう)』
と呼ばれます。
皮膚の厚さは0.6~3mmほどと伝えましたが『表皮の厚さ』は約0.2mmです。
一番上の層『角質層』に至っては0.02mm、ティッシュ一枚分の厚さ、髪の毛一本の厚さと同じなのです。
びっくりですね!
表皮はさらに4つの層に分かれています。
一番上から
『角質層(かくしつそう)』
『顆粒層(かりゅうそう)』
『有棘層(ゆうきょく)』
『基底層(きていそう)』
と呼ばれます。
皮膚の厚さは0.6~3mmほどと伝えましたが『表皮の厚さ』は約0.2mmです。
一番上の層『角質層』に至っては0.02mm、ティッシュ一枚分の厚さ、髪の毛一本の厚さと同じなのです。
びっくりですね!
各層の役割
基底層(きていそう)
基底層は、表皮の一番最下層にあります。
基底細胞と呼ばれる細胞1層から成り立っています。
基底細胞が細胞分裂することによって上へせりあがっていきます。
そして何層も重なりながら、有棘層、顆粒層、角質層と名前が変わっていきます。
最終的に垢となって体から離れていきます。
つまり基底層は表皮を作るお母さんというような存在なのです。
基底細胞と呼ばれる細胞1層から成り立っています。
基底細胞が細胞分裂することによって上へせりあがっていきます。
そして何層も重なりながら、有棘層、顆粒層、角質層と名前が変わっていきます。
最終的に垢となって体から離れていきます。
つまり基底層は表皮を作るお母さんというような存在なのです。
有棘層(ゆうきょくそう)
有棘層は、表皮の中で一番厚く5~10層ほどあります。
この層には知覚神経やリンパが流れています。
細胞からは棘のようなものが出ていて、細胞同士を強く結びつけています。
これにより皮膚の保護機能である「バリア」を超えて有効成分をリンパに届けてることができます。
さらに、免疫細胞の1つランゲルハンス細胞もこの層の中にいて、肌の健康を守ってくれています。
この層には知覚神経やリンパが流れています。
細胞からは棘のようなものが出ていて、細胞同士を強く結びつけています。
これにより皮膚の保護機能である「バリア」を超えて有効成分をリンパに届けてることができます。
さらに、免疫細胞の1つランゲルハンス細胞もこの層の中にいて、肌の健康を守ってくれています。
顆粒層(かりゅうそう)
有棘層は多角的な形をしていますが、顆粒層は扁平的な形をしています。
棘はなくなり、層も少なく1層~数層と言われています。
ケラトヒアリンというガラス状の顆粒を含んでいるのが特徴です。
光を屈折させる性質があり、紫外線などを反射させるとも言われています。
さらに数種類の脂質と酵素を持っています。
この脂質と酵素が細胞外に放出されて化学反応が起きます。
脂質は「角質間脂質」に変化します。
角質間脂質の主成分は「セラミド」です。
この脂質のおかげで細胞間の結合を強めたり、水分を保持して肌のバリア機能高めてくれます。
棘はなくなり、層も少なく1層~数層と言われています。
ケラトヒアリンというガラス状の顆粒を含んでいるのが特徴です。
光を屈折させる性質があり、紫外線などを反射させるとも言われています。
さらに数種類の脂質と酵素を持っています。
この脂質と酵素が細胞外に放出されて化学反応が起きます。
脂質は「角質間脂質」に変化します。
角質間脂質の主成分は「セラミド」です。
この脂質のおかげで細胞間の結合を強めたり、水分を保持して肌のバリア機能高めてくれます。
角質層(かくしつそう)
角質層は0.02mmという薄い厚さでありながら、15~40層という数多くの層があります。
角質層の最大の特徴は『核がない』ということです。
顆粒層から角質層に変わるときに核がなくなります。
これを脱殻(だっかく)と言いますが、細胞の死を意味します。
細胞分裂ができなくなった代わりに重要な役割を持っています。
角質層の最大の特徴は『核がない』ということです。
顆粒層から角質層に変わるときに核がなくなります。
これを脱殻(だっかく)と言いますが、細胞の死を意味します。
細胞分裂ができなくなった代わりに重要な役割を持っています。
それは「蓋」の役割です。
外部からの刺激や侵入を防ぐこと。
そして、体内の水分の蒸発を防ぐことです。
顆粒層で作られた角質間脂質も角質細胞全体に行きわたります。
角質の一番上、外側にも広がることで、天然の保湿剤となります。
天然保湿因子(NMF)とも呼ばれます。
これが不足すると乾燥肌になります。
外部からの刺激や侵入を防ぐこと。
そして、体内の水分の蒸発を防ぐことです。
顆粒層で作られた角質間脂質も角質細胞全体に行きわたります。
角質の一番上、外側にも広がることで、天然の保湿剤となります。
天然保湿因子(NMF)とも呼ばれます。
これが不足すると乾燥肌になります。
肌のターンオーバー
肌は基底細胞から生まれ、核が無くなり、角質層となり、垢となって剥がれていくとお話しました。
この一連の周期を『ターンオーバー』と言われます。
正常な肌の場合、毎日基底細胞から細胞が生まれます。
そして顆粒層まで行くのに約17日と考えれています。
脱核し、角質層になって過ごすのが約33日と考えられています。
つまり約50日で肌はその役割を終えるのです。
しかし、加齢や生活習慣の乱れ、紫外線など肌へのダメージ等によってこのターンオーバーは崩れていきます。
ターンオーバーが正常に行われないと、角質が分厚くなったり、薄くなりすぎたりなどが起こります。
乾燥肌、敏感肌、くすみ、シミ等「肌荒れ」の原因となってしまいます。
この一連の周期を『ターンオーバー』と言われます。
正常な肌の場合、毎日基底細胞から細胞が生まれます。
そして顆粒層まで行くのに約17日と考えれています。
脱核し、角質層になって過ごすのが約33日と考えられています。
つまり約50日で肌はその役割を終えるのです。
しかし、加齢や生活習慣の乱れ、紫外線など肌へのダメージ等によってこのターンオーバーは崩れていきます。
ターンオーバーが正常に行われないと、角質が分厚くなったり、薄くなりすぎたりなどが起こります。
乾燥肌、敏感肌、くすみ、シミ等「肌荒れ」の原因となってしまいます。
最後に
いかがだったでしょうか?『表皮』に注目してお話しましたが、肌ケアには『ターンオーバー』が重要になります。
いかにターンオーバーを正常にしていくかがポイントになります。
次回は肌ケアに欠かせない、肌の応援隊について配信していきます!
Healthérapie~papillon~