あなたの冷え性タイプは?
アロマ・リンパセラピスト協会認定リンパセラピストのAKANEです!
暖冬といわれていますが、寒暖の差があり寒い時期となっています。
そんな時期に悩ます症状「冷え性」。
冷え性にもいろんな種類があるってご存知でしたか?
今日はそんな「冷え性」について考えていきます。
目次
コラムに冷え性記事掲載♪
フィト&ハーブHAPPYコラム
毎月一回最新情報をお届けしています。
1月号は冷え性に関するコラムです。
簡単にさっと知りたい方はこちら↓↓
冷え性ってどうして起こるの?
身体が35℃~37℃を保ち続けられるワケ
そして「リンパ」が大きく関わっています。
全身には約10万キロの血管が張り巡らされています。
地球を約2周半する長さとか。すごいですね(苦笑)
しかもその95%が毛細血管だそうです。
そんな血管の中をO2(酸素)と栄養素を赤血球が全身の細胞たちに運びます。
全身の細胞は総合計約37兆個あると言われています。
想像できないですね(苦笑)
・新しい細胞作る
・傷を修復する
・エネルギーを産生する
などを行っています。
私たちの体は生き続けるために常に35℃~37℃を保っています。
それは細胞内にある「ミトコンドリア」という器官が酸素とブドウ糖(栄養素)を材料に体に必要なエネルギー(ATP)を作っているからです。
ATPを作る際に「熱」も産生します。
私たちはこの「熱」によって体内が適温36.5~37℃が保たれると細胞の活動が活発化します。
そして新陳代謝が生まれ、健康に美しくいられます。
冷え性が起こる仕組み
しかしそれと同時に老廃物も排出します。
水とCO2(二酸化炭素)です。
その他、細胞は古くなった細胞を破壊し老廃物として細胞外へ放出します。
その老廃物を回収、ろ過するのが「リンパシステム」です。
※リンパシステムについての詳細はこちら↓↓
リンパ管は血管と並走するように全身に張り巡らされています。
そして平滑筋(へいかつきん)等の体幹筋肉によって老廃物やウイルス等病原菌がリンパ管の中に運ばれます。
そのヘドロが障壁となり、血管から新しい栄養素が細胞たちに届かなくなってしまうのです。
そうなると約37兆個の細胞たちはエネルギーを産生することができません。
産生できないということは「熱」を生み出せないということ。
つまり「冷え」が起こるということなのです。
※自律神経の乱れによって血管の拡張機能が鈍感になり、血管から熱が放出されやすくなることもあります。
※極度なダイエットによる栄養不足もエネルギーを作れず「冷えの原因」になります。
あなたの冷え性はどのタイプ?
今日は大まかに5種類の冷え性タイプを紹介していきます。
手足末端冷え性タイプ
運動不足や食事による栄養不足などによりエネルギーを十分に作りだせません。
身体は内臓を優先的に守ろうとし血液を内蔵周辺に集結させます。
よって、中心は温かいけど、末端までエネルギーを配分できず、手足が冷えてしまいます。
肌トラブルや月経トラブルも起こしやすいと言われています。
内臓冷えタイプ
体表面(皮膚のそば)は温かいのですが、内臓周辺が冷えています。
症状としては「胃腸の不調」などを訴えることも。
起床時にお腹が冷えていたり、頻尿、生理が重いなども隠れ冷え性の可能性があります。
全身の筋肉が衰えて、リンパの流れが悪くなり老廃物が溜まっていたり、自律神経が乱れることによって、血管の収縮がうまく行かず、内臓へ血液が回らないことが考えられます。
下半身冷え性タイプ
下半身の筋力低下や長時間同じ姿勢によるリンパの滞りが考えられます。
足腰が弱っている高齢の方にも見られます。
下半身デブの原因にも…!?
ほてり冷え性タイプ
冷えが進行し、自律神経が乱れてしまっていることが考えられます。
ほてり以外に頭痛やめまい、イライラ、不眠症状が現れることも。
不安に陥りやすかったり、常に頭の中でいろいろ考えてしまうひともほてりやすくなります。
全身冷え性タイプ
細胞たちがエネルギー=熱を作り出せていない状態
細胞の動きが悪いため、新陳代謝が起こりにくい
疲労感、倦怠感だけでなく気力や食欲低下なども見られてきます。
最後に
皆さんは、あてはまる冷えタイプはあったでしょうか?
コラムでは冷え性対策につかえるアロマ・ハーブを紹介しています。
ブログでもよりタイプにあったアロマ・ハーブを紹介していく予定です。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました!
Healthérapie~papillon~