初めてさんの為の
アロマの選び方(座学編)
アロマの選び方(座学編)
皆さん、こんにちは!
アロマ・リンパセラピスト認定リンパセラピストのAKANEです。
アロマオイルといってもお値段もピンからキリまであります。
種類も大変多く、どれを選んでいいか分からなくなりますよね。
ここでは初めてさんでも分かりやすいアロマの選び方を紹介します!
目次
コラムにフィト流秋バテ対策掲載♪
フィト&ハーブHAPPYコラム
フィトテラピー&リンパケアで美しく健康に自己ケアできる情報掲載コラムです。
毎月一回最新情報をお届けしています。
今月は秋バテ防止に関するコラムです。
夏バテは聞くけど「秋バテ」とは?
夏バテと秋バテの違い、乗り越え方等の情報を掲載しています!
アロマオイル・エッセンシャルオイル・精油の違い
どれも同じではないの?とお思いかもしれませんが、実は違いあるそうなんです。
アロマオイル
ポプリやフレグランスとして香りを嗅いで楽しみます。
人工物が入っているので、トリートメント等肌に塗ることは適しません。
エッセンシャルオイル(天然成分)も入ったアロマオイルもありますので、エッセンシャルオイルと勘違いしてしまうことがあるので、注意しましょう!
精油・エッセンシャルオイル
大量の植物から数滴しか取れない成分で植物のパワーが凝縮されたものと言えるでしょう。
100%天然成分なので、芳香浴だけではなく、オイルトリートメント等肌に塗ったり、入浴剤としても使えます。
欧米では飲用したりもしますが、日本では飲用までの品質が保証されていないので、飲まないでくださいね!
ちなみに「精油」とは、エッセンシャルオイルを日本語にした呼び名となります。
エッセンシャルオイルは自分の直感で選べ!
例えば、よく寝つける香り、目が覚める香りなどです。
自分がほしい効能を選ぶの1つの方法ですが、自分の内なる声で選ぶ方法もオススメです。
内なる声とは?
お店などでもテスターがあると思うので是非嗅いでみてください。
嗅いだときに、香りがスーっと上に抜けるか下に抜けるかどっちかに感じることがあります。
もちろんなにも感じない人もいます。
実は下に抜ける感じがある人は胃腸が弱っているそうなんです。
ちょっと面白い話ですよね✨
妊娠すると味覚や好みが変わるというのも体が変わり求めているものが変化した現れなのかもしれませんね。
このように香りは今自分のからだが何を求めているのか教えてくれます。
エッセンシャルオイルの名前や効能に惑わされず、まず香りを嗅いでみて『好き‼️』というオイルを見つけてみてはいかがでしょうか?
エッセンシャルオイルの選び方
欧米ではエッセンシャルオイル治療の1つとして扱われるものがあります。
薬と同じように飲むオイルもあります。
しかし日本のエッセンシャルオイルは『生活雑貨』として販売されています。
その為、エッセンシャル含有と書かれたものでも薄めたものや不純物が混ざった安価なオイルも多数存在しています。
香りは肝臓で解毒されることなく直接脳へ作用します。
大切な自分の体を守るためにも天然成分100%のものを選びましょう。
※天然のものを選んでも絶対に飲んではいけません!
エッセンシャルオイルを選ぶPoint
ラベルには以下のものが書かれています。
①学名
②抽出部位
③抽出方法
④原産国 etc
初めてさんの注目箇所は「学名」と「抽出方法」です。
学名
例えばラベンダーには「
ラベンダーにもアングスティフォリア系、スパイク系、ラバンディン系、ストエカス系など、様々な品種があります。
品種が違うと有効成分や禁忌(使用時の注意点)なども変わってきます。
事故や怪我のないように正しいオイルを選ぶには学名を見て判断することをオススメします。
抽出方法
その抽出方法も様々なものがあります。
特に初めてさんに注目してもらいたいのが『水蒸気蒸留法』と『圧搾法』です。
『水蒸気蒸留法』
多くのエッセンシャルオイルはこの方法で抽出されています。
大量のハーブを鍋等で蒸します。
エッセンシャルオイルなどの有効成分が水蒸気となって抽出されます。
それを冷やすと水と油の部分に分離されて出てきます。
「油」の部分がエッセンシャルオイルとなります。
水の部分はフローラルウォーターと言われる蒸留水となります。
『圧搾法』
柑橘類のエッセンシャルオイルでよく使用される方法です。
オレンジなどの皮の部部分を絞ったときにでる液体がエッセンシャルオイルとなります。
柑橘類のエッセンシャルオイルは圧搾法と水蒸気蒸留法どちらでも抽出できます。
圧搾法で抽出されたエッセンシャルオイルは『光毒性』に注意する必要が出てきます。
光毒性
圧搾法の柑橘類は注意
圧搾法で抽出された柑橘類のエッセンシャルオイルには光毒性があります。
肌に塗るときは、日の光を浴びないようにするか、夕方頃に使うようにしましょう。
※柑橘類ではありませんがベルガモットも光毒性があります。
最後に
エッセンシャルオイルはたくさんの種類があるので好きな香りや使ってみたい香りがたくさん出てくること思います。アロマブレンドなども楽しみたい❗という方もいるでしょう。
しかし初めてさんには1~2本のエッセンシャルオイルを使用することをオススメします。
先ずは1~2本のエッセンシャルオイルを使いこなせるようになってから数を増やしていくと、お金もエッセンシャルオイルも無駄なく役立てることができるようになります。
次回は、初めてさんにオススメのエッセンシャルオイルと使い方についてお話ししていきます♪
Healthérapie~papillon~